ちゃみのブログ@二人目妊活中

出産準備とか子育てとかたまに趣味のこととかにゆる~く奔走する。

妊娠中なのに風邪引いた!!行くべきは内科か……産婦人科か……

 

妊娠中なのに風邪を引きました……

 

★それは突然に

 現在妊娠六か月なのですが、五か月の頃に一度、突然風邪を引きました。

 つわりも軽く(というか、ほとんどなかった)、食欲旺盛、朝にウォーキングして、フルタイムで仕事。お腹も目立たず、言わないと妊婦と気づいてもらえないほど、妊婦らしくなかったわたしが、突然風邪……

 何故だ。

 と、言いつつも実は心当たりはありました。

 風邪を引く前の週に有休を取って、里帰り先の病院へ一度受診するために、実家に帰ったのです。その実家というのが、自宅から空港まで自家用車で一時間半、飛行機で二時間、空港から実家まで電車と徒歩あわせて一時間。

 めちゃくちゃ大移動をしました。

 妊娠中は、抵抗力が弱まるとは聞いていたのですが、自分は大丈夫、と過信していました……反省。

 

 実家から自宅へ帰ってきた翌日も、仕事は休みだったのですが、その日から、鼻水がズルズルしてるなぁ、クーラーで冷えたかな、くらいに思っていました。

 翌日、週明け出勤日。朝から少しダルい気がしていましたが、働いて動けばダルさも吹き飛ぶだろうし、何より週明けは仕事がめちゃくちゃ忙しいため、休むとは言いだしずらかった。

 出勤し、朝礼が始まって五分ほど経ったとき。変な脂汗とともに眩暈がして、その場に座り込みました。

 周囲の人たちは心配してくれましたが、大丈夫大丈夫、とそのまま、その日はフルで仕事をし、家に帰ってダウン。

 しかしあろうことか、その翌日もダルさを押して出勤してしまったわたし。

 

★熱が出ないけど、めちゃくちゃダルい

 何故、そんな無茶をしたのか。

 それは、熱が全然出なかったから。

 何度測っても、36.8℃ほど。平熱が普段から高めなので、微熱にも入らない。

 

熱はない、食欲もまあまあある→仕事は忙しい→休んだら周りに迷惑をかける(ましてや前週に有休もらって穴を開けている)→休めない!!

 

 そんなわたしを見かねてストップをかけてくれたのは、仕事先のパートさん。

「目が充血してるし、そんなに鼻水啜ってるんだから、帰りなさい!!」

 出産経験のある先輩たちは、ものすごく親身になってくれる。意見は聞いておくべきです。

 結果、帰って正解でした。

 緊張の糸が切れて、そのままダウン。

 症状としては、体温を測っても熱はないのに、お腹のあたりがあつーくなる。鼻水が詰まって呼吸困難。鼻水が喉に下りてきて、痰も出る。起き上がるのも億劫なほどのダルさ。

 

行くべきは、内科か……産婦人科か……

★くしゃみや咳をしている人が産婦人科に行ってもいいものか?

 病院へ行こう。

 そう決意したわたしは迷いました。

 止まらない鼻水。睡眠に障害が出るほど、鼻が詰まって、頭もぼんやり。思考力が鈍っていました。幸い酷い咳や熱はないけれど、常に鼻をかんでいる状態。

 妊婦さんや赤ちゃんがたくさんいる産婦人科に、箱ティッシュ抱えた鼻水ズルズルの妊婦が行ってもいいものなのか……

 ネットで調べてみると、

内科派

・ウイルスを持った人間が、産婦人科に行くのは非常識!

産婦人科に行ったら、内科へ行けと言われた。

産婦人科

産婦人科で風邪薬がもらえた。

・事前に電話で確認して行った。

 と、言った感じで、意見は半々。

 

 中には、通っている産婦人科が総合病院なので、その中の内科を受診したって方もいらっしゃるみたいですね。(ちなみに、わたしが通っている産婦人科は個人)

 わたしも、かかりつけの産婦人科に電話で確認すればよかったのですが、風邪を引いた状態で行くのが躊躇われたのと、普段から受付の女性が厳しくて(ちょっと冷たい)、体調悪いのに電話で確認するのが億劫で……

 近所の内科で、血液検査や問診をしてもらい、薬を頂きました。

 

★内科で薬をもらう。でもやっぱり、不安だった。

 内科でもらった薬は、

 妊娠していないときにももらったことのある、錠剤でした。

 きちんと妊娠していたことも告げていたし、大丈夫だろうとは思いつつも、薬を処方するときの先生の、

「うーん。この薬なら妊婦さんでも大丈夫だと思うんで、出しときますね」

 大丈夫だと思う。

 この言い方が引っ掛かった。

 恐る恐る、薬の名前をネットで検索してみると、

『妊娠・授乳中は治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること』

  めっちゃ不安を煽る書き方。

 赤ちゃんに何かあったときに、後悔するかも。

 悶々としながらも、あまりの辛さに、一回分ずつ飲むことに。

 

★結局、産婦人科

 飲んだ後、やっぱり気になって産婦人科へ電話。

 そして、あの厳しい受付の人に、

 

「なんで、産婦人科に来なかったんですか???(怒)」

 

 怒られたーーーーー!!!

 鼻水がすごくて、他の妊婦さんに風邪をうつしたらいけないと思った、という言い訳も聞き入れてもらえず。口頭でもらった薬の名前を伝えると、

 

「うちでは、その薬を妊婦さんに出したことはないです。何かあっても、責任は取れません」

 

  ばっさり言ってくれるのはいいのですが、もう少し労わって欲しかったというのが、ちょっぴり本音。突き放された感じがして、スマホを握りしめながら声が震えたのは、鼻が詰まって鼻声だったせいだけではなかったはず。笑

 ま、確認しなかったわたしが一番悪いのです……

  内科の薬は全て破棄し、産婦人科へGO。

 マスクをして、待合室の隅っこで小さくなりながら待つこと三十分。

 先生は、聴診器を当てることもなく、鼻水が辛いという症状だけを聞いて、

 

漢方薬出しときますね」

 

 え、それだけ? と拍子抜け。

 処方されたのは『小青竜湯(しょうせいりゅうとう)』という、漢方薬

 水のような鼻水や痰が出る風邪やアレルギー性鼻炎の症状に出される、メジャーな漢方薬のようです。

 漢方薬って効きが遅くて、弱いイメージがあったので、がっかりしながら帰りました。基本的には朝昼夜の食前、一日三回飲むのが基本のようですが、症状が辛ければ、頓服もオッケーということなので、すぐに飲む。

 

 これが合っていたのか、めちゃくちゃ効きました。

 

 飲んで一時間くらい。水鼻とネバネバ鼻水がドバドバと出て、鼻をかむと、スッキリ!!しばらくすると、また鼻水は流れてくるのですが、出し切ってしまえば、詰まることがないので、鼻呼吸が戻ってきました。

 三日間、計九回飲み切って、ほぼほぼ完治。

 その間、うがい、ビタミンCと睡眠をとにかくとって、旦那には外食するか、お弁当を買ってきてもらうよう頼みました。(自分で何でも勝手にしてくれる人でよかった)

 今では、ピンピンに元気です。妊婦検診でも特に問題は起こっていません。

 

内科は無駄だったのか。

★無駄ではなかったと思う

 産婦人科では、赤ちゃんの心音のチェック、血圧を測る。ということはしてくれましたが、肝心の風邪については、鼻水が出ていると聞いただけで漢方薬を出されました。

 一方、内科では、血圧、採血をして炎症反応のチェック、しっかり問診をしてくれました。

  と考えると、内科で受けた診察も、母体が変なウイルスや病気に侵されてなかった、という安心する材料にはなったのかな。もし、産婦人科の受診だけだったら、それはそれで不安だったかも、

 

結論は

★風邪を引いたら、産婦人科に一度電話を!

 わたしは「風邪を引いてるのに、産婦人科に来るなんて非常識」と言われるのが、嫌でした。

 日頃、産婦人科の対応にモヤモヤして、信頼関係も薄かったのが原因かな、と。

 でも、母親になるのなら、そんなこと言ってられない。もっともっと、しっかりしなければ、と大大大反省しました。

 

熱がなくても、疲れた仕事は休むべき

 妊娠中は、市販薬が飲めません。

 今回引いた風邪も、妊娠していなければ、家の常備薬を飲んで一日二日でちょちょいと治ってしまう程度のものだったと思います。

 でも、妊娠中は抵抗力が弱る、市販薬が飲めない、赤ちゃんに何かあったらどうしようという不安、がトリプルパンチが襲ってくるので、迷わず休んじゃいましょう。

 世の中、意外と妊婦さんに優しいです。

 職場の皆様も、風邪が治って出勤すると、とても心配してくれていました。

 本当にありがたかったです。

「『何か』あったら必ず産婦人科に電話をして」の『何か』には風邪も含まれる。

 漠然と、何かあったら連絡してね、の『何か』とは、例えば、お腹が痛くなった、とか、おりものの色が変とか、出血があった、といった状況をイメージいました。

 今となっては、なんでそう思い込んでいたのやら……

 

★余談。実は小青竜湯も……

 ちなみに余談ですが、私が内科で処方された薬を妊娠中に飲んだことある方は、たくさんいるようです。(ネット検索の範囲での情報ですが)

 しかも、産婦人科でもらった『小青竜湯』もネットで検索してみたら、

 

『妊娠・授乳中は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること』

 

と、出てきました。

なんじゃーーーい!!

妊婦さんと胎児に治験なんてできないので、大体の薬(西洋薬、漢方薬問わず)の表記がこうなっているようです。

絶対安全!と書いてある薬の方が少ないのかもしれないですね。

あんまり検索しすぎ、気にしすぎ、は精神衛生に悪いのでほどほどに、という教訓でした。

  また、ドラッグストアでも漢方薬は売っていますが、自己判断で買って飲むのではなく、やはり医師の診断は必要です。保険も効きます!あと、産婦人科受診時には、母子手帳と保険証は忘れずに!弱っていると、色々なことがぶっ飛びます。

 

ちゃんちゃん。

  

 

 

 

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