ちゃみのブログ@二人目妊活中

出産準備とか子育てとかたまに趣味のこととかにゆる~く奔走する。

出産前後の助成金、役所関係の申請方法をまとめてみる【里帰りする前に】

 こんにちは、ちゃみです。

 今回は出産にまつわる、お金とお役所関係のあれこれを自分なりにまとめてみました。だって、もらえるお金はもらっておきたい! 1円でも多く!笑
 里帰りされる方は、産後一か月ほどで自宅に戻ることが多いと聞きますが、わたしの場合、自宅から実家までバスや飛行機を駆使しても、半日かかる距離。その他諸々の事情で、里帰りしてから三か月ほど、自宅に戻らない可能性があります。
 そのため、出産後の手続き関係は旦那に頼まなければならず、みっちり旦那にも手続きのやり方を教えておくためにも、ここだけは押さえておきたいポイントをまとめました。

 里帰りすることを前提に書かれていますが、里帰りされない方にも共通する部分もあると思うので、参考になれば幸いです。

 

出産前

失業保険受給時期の延長申請

 出産を機に仕事をやめる予定なので、失業保険を受給できますが、妊娠中は求職活動ができないため、受給期間の延長が必要になります。最大4年まで延長出来るので、絶対にやっておきたい。

 退職した日から31日目以降に申請が出来る。

失業保険受給期間延長に必要なもの

・受給期間延長申請書(ハローワークに取りに行くか、事前に電話で取り寄せることも可能とのこと)

離職票

母子手帳

・免許証

・印鑑

・写真2枚(たて3cm×よこ2.5cm)

・通帳

マイナンバーカード

 ただ、わたしは申請開始可能日より前に里帰りしてしまうので、ハローワークに電話で事前に確認して、郵送で手続きする予定。

 

出産一時金

 出産する上で、かなりのウエイトを占める出産一時金……42万円。本当にありがたいです。

 仕事をやめた後は、旦那の会社の社会保険に入る予定のため、出産する病院に「直接支払制度」の合意書(出産する病院でもらえる)と保険証を提出すれば、あとは病院と保険組合でやりとりしてくれるので楽チン。

 出産後は42万円を超える部分だけを支払予定。

 

出産後

 無事におぎゃあと生まれてくれると信じて、その後の手続きです。

出生届

 出生の日を含めて、14日以内に提出。

出生届が出せるところ・必要なもの

 出生届が提出出来るところ

1、本籍地

2、住民票のある市町村

3、出産した市町村

 必要なもの

・出生届(病院でもらえる)

・医師・助産師による出生証明書(出生届の右側についていて一体になっている)

・届出人の印鑑

母子手帳

出生届は父母連名で出せる!

 出生届に、届出人(基本的には赤ちゃんの父か母がなるもの)の署名欄があります。市役所で出生届の見本を見せて頂いたのですが、署名欄は一つしかありません。どっちが署名するかなー、と心の中で考えていたら、役所のお姉さんが、

「二段に分けてもらえば、お父さんと母さん、二人で署名してもらっても大丈夫です」

 と、教えてくれました!ナイス!

 折角、赤ちゃんが生まれましたと届出するなら、二人の名前で出来た方がいいよね。

 注意することが、必ずそれぞれの直筆であること。印鑑は別々のものを使うこと。出生届の欄外に、それぞれの印鑑の捨て印を押しておくこと。

 

 ちなみに、わたしは里帰り先で出生届を出さず、旦那が直接住民票のある市町村で提出することに決めています(理由は後程)

 なので、出生届と母子手帳は、生まれたらすぐ記入し整えて、郵送する予定です。追跡が出来て、速達並みに早いと噂のレターパックも準備しておかなければ。

 

児童手当

 年三回、子供一人につき1万5千円支給される。

 受給資格が生じてから15日以内に申請する。郵送などでの受付不可。

 住民票のある市町村でしか、申請ができない!

児童手当申請に必要なもの

・申請者の保険証

・申請者名義の普通預金の通帳

・印鑑(シャチハタはだめよ)

 ネットには、所得課税証明書やマイナンバーカードなども必要と記載があったのですが、市役所で聞くと、その市町村で納税していれば必要ないとのこと。

 ただ、受給時期の前後に引っ越しした人は必要になるかもしれないので、事前に確認しておいた方が良いです。

 

出生届を提出する場所は、その後の児童手当の申請に影響してくる!

 児童手当の申請は、住民票のある市町村でしかできません。

 出生届を住んでいる市町村で提出する場合は、

 出生届を出す→児童手当の申請

 という一連の流れが、同じ市役所内で一気に出来るのに対し、里帰り先で出生届を出す場合は、

 里帰り先で出生届を出す→住んでいる市町村が出生届を受理するのを待って(一週間から十日)から児童手当の申請

 という流れになります。

 つまり、里帰り先で出生届を提出してしまうと、住民票のある市役所が里帰り先の市役所から連絡を受けて出生届を受理するまでに、一週間から十日かかってしまうため、児童手当の申請も後ろにずれ込んでしまうということです。

 しかし、児童手当の申請時期は、出生の日から15日以内。それを過ぎると、ひと月分、児童手当がもらえなくなってしまう!実にもったいない。

 なので、わたしは面倒だけど、夫に出生届と母子手帳を送る手間をかけてでも、住んでいる市町村で手続きをすると決めました。

 

赤ちゃんの保険証が出来たら、こども医療費助成制度の申請

 自治体によって、助成の対象年齢や内容、方法は変わるようですが、子供に掛かった医療費を助成してくれる制度です。

 受給者証給付には、

・印鑑

・対象の子供の医療保険

・保護者名義の通帳

 自治体によっては所得制限があったりするので、各自問い合わせてみた方が良いと思います。

 

高額医療費制度や医療費控除

 帝王切開など、予想外に医療費が高額になった場合を想定して。

 また世帯全体でその年に掛かった医療費が10万円を超えた場合、確定申告すれば医療費控除してもらえます。ちょっと面倒だけど、妊婦検診費や入院・分娩費・赤ちゃんの入院費や検診代、出産時のタクシー代なんかも控除の対象になるらしいので、領収書しっかりと握り締めておきましょう。

 

出産後、二か月以上自宅へ戻らない場合

赤ちゃんの予防接種を住民票がある市町村以外で受ける場合は注意!

市町村指定の病院で受けた予防接種しか、助成が受けられない?

 産後一か月で自宅へ帰る方は問題ないのですが、わたしのように長期で実家に滞在する場合は、産後二か月から始まる予防接種についても、準備しておく必要が!

 予防接種費の助成は、住民票がある市町村から受けるため、市町村が指定した以外の病院で予防接種してしまうと、自費での接種になってしまいます。

 しかし、予防接種を市外で受けますよ、という事前申請書を出しておけば、後日お金が戻ってきます。

予防接種事前申請

 予防接種事前申請書は、自治体のホームページからダウンロード出来ることが多いため、一か月検診が終わった後に記入し、

 夫に市役所に提出してもらう→(一週間から十日後)わたしの実家に許可証が送られてくる→それを持って予防接種を受ける→予防接種済証明書と助成申請書(これも市のHPからDL可確認済)を再び市役所に提出

 と、なる予定です。

 

おわりに

 わたしが調べたお金関係、役所関係の申請は、ざっとこんな感じです。

 実際に市役所に足を運んで、色んな課をまわり直接話を聞きました。ネットに載っている情報と、実際自治体で要求される書類が違ったり、職員さんから思わぬアドバイスを頂けたりするので、自分の体調と相談しながら、一度役所を訪れてみるのもアリだと思います。ただ、都会の役所は混雑しているから、難しいかな?

 わたしの住んでいる市は子育て支援に力を入れているので職員さんが親切で、混雑具合もマシだったので助かりました。

 

 あと、出生届のことを、「しゅっせいとどけ」と読んでいたら、市役所の職員さんに「しゅっしょうとどけ、ですね」とサラリと訂正されて、恥ずかしかったです。反省。

 

 

ちゃんちゃん。